バフ自動研磨装置につきましてご案内致します。当社の経験があるバフ自動研磨装置(以下:バフ研)は、リフターという自動部品(以下:ワーク)の表面を、バフ研磨する設備です。


 







 

 
  ・ワーク材質SCM415H
  ・硬度HV800程度
  ・表面の面粗度Ra0.02以下
  ・サイクルタイム3.5Sec/1個
  ・削りシロ1~2μ
  ・形状変化不可
  ・ワーク搬入搬出全自動

 

 開発段階では様々な問題に直面致しました。
 加工面では、

 ・面粗度が出るものの、形状変化を起こす。
 ・形状は保てるものの、面粗度が出ない。

 ・加工スペック全てクリア出来るものの、
    サイクルタイムに入らない。

 設備保全面では、

 ・粉塵が部品内部に侵入し、部品消耗率が高い。
 ・設備外に粉塵が流出してしまう。

 

 バフ研という設備は、何と言っても「磨き力」「粉塵対策」が重要な課題となります。


 「磨き力」のノウハウの一部とすれば
 <バフがワークに当たった際のスタンディング・ウェーブのコントロール>
 <均一圧力による全体研磨>等。 更に、ワークに依るバフ素材や研磨材の選定及び開発も重要になります。

 

 

「粉塵対策」については、部品内部にAIRパージ機構を各所に設け、部品内部への粉塵流入を防ぐ事も肝要であり、粉塵発生源の根本対策もノウハウとして取り入れた設備となります。当社では、上記には記載しきれないバフ研のノウハウがあります。ユーザーの仕様に合った様々なワークに開発段階から製作する事が可能です。是非にご検討頂ければ幸いです。




   
 ワーク搬入・バフ研磨加工・ワーク搬出まで全て自動にて行うことが出来る。
■ワーク表面粗さ・・・Ra0.03~Ra0.02以下
■サイクルタイム・・・3.5Sec/1個
■装置重量・寸法・・・約2,500Kg/幅4,420mm×奥行3,040mm×高さ2,690mm